明治大ルーキー・瀬千皓が快挙 初打席初本塁打で鮮烈デビュー
明治大・瀬千皓
<東京六大学・春季リーグ:明治大12-1東京大>◇16日◇1回戦◇神宮
4月9日より開幕した2022年の東京六大学春季リーグ戦。第2週目に入り、1週遅れて開幕戦を迎えた明治大が東京大と対戦し、初回から5得点を奪う猛攻を見せるなど、12対1で勝利を飾った。
この試合でひと際際立った活躍を見せたのは、ルーキー・瀬千皓外野手(1年=天理)だった。
6番右翼でスタメン出場すると初回、1死一塁で打席が回った瀬は、3球目を左翼席まで運ぶホームラン。リーグ戦初打席で、いきなり初ホームランという強烈なインパクトを与えた。
その後もヒットを記録するなど、この試合で5打数2安打2打点と上々のリーグ戦デビューだった。
先日の社会人対抗戦では4番に抜擢されるも、4打数1安打とやや物足りない結果だった。ただ、田中監督は「将来的には主軸を打ってもらわないといけない」と将来性を高く評価し、期待を寄せていた。
2番で出場した3年生スラッガー・上田希由翔内野手(愛産大三河)も、先日の社会人対抗戦の際の取材で、練習から快音を響かせていた瀬を評価していたが、そのポテンシャルを発揮した。
瀬はこれから4年間でどんな成績を残すのか。新ヒーロー誕生の第1歩は、メモリアルなホームランから始まった。