高校時代の山岡 就也

 今年、都市対抗優勝を収めたENEOSに所属する山岡 就也投手(広島新庄出身)が自身のSNSで勇退を発表した。

 山岡は2013年秋に、中国大会準優勝に導き、翌年春のセンバツに出場。当時は佐野日大(栃木)の田嶋 大樹投手(現オリックス)、横浜(神奈川)・伊藤 将司投手(現阪神)とともに大会注目左腕に挙げられた。山岡は左足を高々と掲げ、常時140キロ前半の快速球を投げる左腕として活躍した。

 センバツでは桐生第一(群馬)との延長15回引き分け再試合も経験した。

 卒業後は國學院大を経て、19年からENEOS入り。社会人からのプロ入りが期待されたが、惜しくもプロ入りはできなかった。

 山岡は社業で頑張ると決意している。第二の人生でも活躍を期待したい。