高校時代の在原一稀投手(習志野出身)

 JFE東日本の在原 一稀投手(習志野出身)が自身のSNSで勇退を発表した。

 習志野出身の在原といえば、ピンとくる野球ファンも多いかもしれない。2年の時に夏の甲子園に出場した。3回戦の金沢(石川)戦では釜田 佳直投手(元楽天)との投げ合いを制し、ベスト8に進出。そして準々決勝の日大三(西東京)戦でも力投を見せた。高校時代の在原は直球の球速が130キロ前半ながらも、内外角へ巧みに投げ分け、さらに変化球を器用に使い分ける技巧派左腕のお手本のような投球をしていた。その後、中央大を経て、JFE東日本では2019年の都市対抗優勝に貢献した。

 

 今年は公式戦登板3試合にとどまっていた。

 千葉の高校野球ファンからすれば忘れられない選手の1人だろう。第二の人生でも活躍を期待したい。