田中 千晴(國學院大)

 巨人は昨年のドラフトで支配下5人、育成9人の合計14人を指名。そのなかで今季、早くも多くのルーキーが結果を出している。

 最も活躍を見せているのが、ドラフト4位の門脇 誠内野手(創価出身)だ。34試合に出場し、打率.169、1本塁打、6打点。守備面の貢献度が高く、数字以上に存在感を示している。

 ドラフト3位の田中 千晴投手(浪速出身)も25日のDeNA戦でプロ初勝利を収めた。

 ドラフト5位の船迫 大雅投手(聖光学院出身)は4試合に登板した。

 育成から支配下へ昇格した松井 颯投手(花咲徳栄出身)は21日の中日戦で好投を見せ、プロ初登板初勝利を挙げた。

 ドラフト1位の浅野 翔吾外野手(高松商出身)はここまで2軍戦で2本塁打。徐々に内容がよくなり、さらなる爆発が期待される。ドラフト2位の萩尾 匡也外野手(文徳出身)は2軍で打率.342、3本塁打、21打点と好成績を残し、1軍昇格の可能性も十分にありそうだ。

 その他の育成選手も順調に素質を伸ばしている。ここまでは即戦力、育成含めて順調。今後も数字を高めることができるか注目だ。

(記事=勝田 聡)