巨人の若きエース・戸郷、トラウトからも三振を奪い、WBCはさらにステップアップの場に
戸郷 翔征
WBC優勝を収めた日本。今大会は登録選手のほとんどが活躍し、評価を高める大会にもなった。
巨人の若きエース・戸郷 翔征投手(聖心ウルスラ出身)は2試合登板で、5イニング9奪三振と奪三振能力の高さを示した。
特にアメリカ戦では、最強打者の1人として注目されるマイク・トラウトから140キロのフォークで空振り三振を奪った。速球は150キロ前後で、代表投手陣の中では突出とした球速ではないが、打者の手元で急激に落下するフォークはトラウトから空振りを奪うほどの威力を示した。
大きな故障をすることもなく、大会を終え、さらに自信を深める機会になった。今シーズンも大活躍が期待できそうだ。