
イタリアのユニホーム
16日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で日本と対決するイタリアを率いるのは、マイク・ピアザ監督だ。中高年の野球ファンからすれば、「あのピアザが監督なのか!」と驚くかもしれないが、20代前半のスタッフは知らなかった。今の高校球児のほとんどはピアザを知らないのではないか。改めて、このレジェンドのMLBでの活躍を紹介したい。
1992年にMLBデビューし、92年から98年途中までドジャースでプレー。この時期のドジャースには、95年にMLBデビューし「トルネード投法」で全米ファンを震撼させた野茂英雄氏(成城工出身)がいた。野茂とバッテリーを組み、1996年のノーヒットノーラン達成時もピアザが捕手だった。
ピアザは強打の捕手として注目され、30本塁打以上が9回、通算427本塁打、1335打点、打率.308とMLBでもトップレベルの強打の捕手として活躍。まさにレジェンドといっていい選手だ。
そんなピアザが今度はイタリア代表の監督としてWBC準々決勝で日本と対決するとは、全く想像できず、感慨深いものがある。