
高校時代の髙橋宏斗
侍ジャパンは26日、WBC代表30人を発表した。最年少で選ばれたのが今季3年目を迎える中日・髙橋 宏斗(中京大中京出身)だ。
昨年19試合に先発し、6勝7敗。116.2回を投げて134奪三振、防御率2.47と三振が取れる剛速球右腕として台頭した。
今回の選出を見ると、直球が強い投手が優先して選出されている。髙橋はその需要に合ったのだろう。高卒3年目の速球派右腕のWBC選出といえば、楽天・田中 将大投手(駒大苫小牧出身)を思い出す。その田中は、3年目の09年に15勝6敗の成績を残し、クライマックスシリーズ(CS)出場に貢献した。髙橋は状況が似ているだけに飛躍のステップにしたい。