高校時代の筒香 嘉智、松坂 大輔、近藤 健介

 3月に開催される「2023 ワールド・ベースボール・クラシックTM」の侍ジャパンの出場選手30人が26日、発表された。今大会で5回目を迎え、ここまで2度の優勝を誇る侍ジャパンは3大会ぶりの世界一を目指す。

 過去4大会ではいずれも春夏通じて5度の甲子園優勝を誇る神奈川の名門・横浜高OBがメンバーに名を連ねていた。そして今大会もソフトバンクの近藤 健介外野手が選ばれ、横浜高は5大会連続で侍メンバーを輩出することとなった。横浜高OBのWBC代表メンバーの顔ぶれは以下の通り。

2006年第1回
松坂 大輔投手(西武)
多村 仁外野手(横浜)

2009年第2回
涌井 秀章投手(西武)
松坂 大輔投手(レッドソックス)

2013年第3回
涌井 秀章投手(西武)

2017年第4回
筒香 嘉智外野手(DeNA)

2023年第5回
近藤 健介外野手(ソフトバンク)

 2大会連続でMVPを獲得し2連覇に貢献した「平成の怪物」松坂、第4回大会では「日本の4番」として打線を牽引した筒香など記憶に残る名選手ばかりだ。

 大阪桐蔭(大阪)OBも過去4大会連続で選出されていたが、今大会は選ばれなかった。横浜高は唯一、5大会連続でOBをWBCメンバーに送り出している。