石川雅規、青木宣親

 春季キャンプがいよいよ2月1日からスタートする。新人たちは各球団で合同自主トレを行い、プロの水に慣れようとしている。一方でベテラン選手たちはそれぞれのペースでトレーニングを行っていることだろう。

 さて、このオフも多くの選手が引退したが、各球団のベテラン選手事情はどのようになっているのだろうか。各球団の年長者3人を振り返ってみたい。(※年齢は2023年の満年齢)

 セ・リーグ3連覇を目指すヤクルトは今年もベテラン勢が主力としてチームの戦力となっている。

 チーム最年長は球界最年長の43歳になる石川 雅規投手(秋田商出身)。昨シーズンも入団以来、21年連続で勝利を挙げるなど、16試合の登板で84回を投げ6勝4敗、防御率4.50の成績を残し優勝に貢献。今シーズンも先発ローテーション入りを目指すことになる。

 今年41歳を迎え、球界野手最年長となった青木 宣親外野手(日向高出身)が石川に続く。昨シーズンは新型ウイルス陽性判定を受けたことで離脱もあり、81試合の出場にとどまった。また、打率.248(222打数55安打)も1軍に定着した2年目以降で自己ワースト。今シーズンは復活をかけて臨むシーズンとなる。定位置である左翼は山崎 晃大朗外野手(青森山田出身)や濱田 太貴外野手(明豊出身)、宮本 丈内野手(履正社出身)らライバルは多い。NPB通算2000安打まであと126本に迫っているベテランが若手や中堅の壁になる。

 石川、青木に続くのが36歳になるシーズンを迎える荒木 貴裕内野手(帝京三出身)と川端 慎吾内野手(市立和歌山商出身)のふたり。両選手ともに昨シーズンは不本意な成績に終わった。

 荒木は2013年以来9年ぶりに50試合出場を下回り、打率.136(22打数3安打)と苦しんだ。シーズン終盤には登録を抹消され、ポストシーズンでの出番もなかった。川端も2021年は代打の切り札として優勝に大きく貢献するも、昨シーズンは打率.175(57打数10安打)と不本意な成績に終わっている。

 ともにレギュラーは難しい状況だが、チームの中で求められている役割を理解できる選手たちだ。各々が役割を果たし、1軍に定着することを目指す勝負の年となる。

<2023年ヤクルト年長者上位3人>
※外国人選手除く
※2023年の満年齢

石川 雅規(投手/43歳)
青木 宣親(外野手/41歳)
荒木 貴裕(内野手/36歳)
川端 慎吾(内野手/36歳)

(記事=勝田 聡)