高校時代から人気が高かった鳴門出身のソフトバンク板東湧梧は一流投手の仲間入りができるか
高校時代の板東 湧梧(鳴門)
ソフトバンク・板東 湧梧投手(鳴門高出身)が順調にステップアップしている。鳴門(徳島)時代はエースとして活躍し、13年夏では甲子園ベスト8入り。JR東日本に5年間在籍し、18年のドラフトでは、4位指名を受けた。
プロ2年目の20年からデビューし、15試合に登板。21年は44試合に登板し、16ホールドを記録。22年は先発としても活躍し、2完投を含む3勝をマークした。
ここまで通算84試合にも登板し、順調に階段を登っている。板東の世代では楽天・松井 裕樹投手(桐光学園出身)がトップレベルの活躍を見せているが、板東は高校時代から140キロ中盤を連発していた速球派投手ではなかっただけに、その後、大きく成長を遂げたことになる。
高校時代から端正な顔立ちで甲子園では人気投手となっていた。今でも人気投手になりつつあるが、今年はローテーション入りして、一流投手の仲間入りができるか注目だ。