News

現役続行を狙う福井優也の大学4年シーズンは大石、斎藤を上回る内容だった!

2022.12.27

現役続行を狙う福井優也の大学4年シーズンは大石、斎藤を上回る内容だった! | 高校野球ドットコム
広島時代の福井優也投手

 楽天を戦力外となり、現役続行を狙う福井 優也投手(済美出身)。早稲田大時代は、元西武の大石達也投手(福岡大大濠出身)、元日本ハムの斎藤佑樹投手(早稲田実出身)とともに「ドラ1三羽烏」として注目された。

 今回はこの3人の4年春秋の成績を紹介したい。

福井 4年春 6試合3勝0敗 防御率1.45
   4年秋 5試合2勝1敗 防御率2.73

大石 4年春 9試合2勝1敗 防御率2.74
   4年秋 9試合2勝0敗 防御率2.08

斎藤 4年春 6試合2勝3敗 防御率1.54
   4年秋 7試合4勝3敗 防御率3.07

 福井は年間を通して安定した投球をしていたのが分かる。大石は投球回以上に奪三振を記録していたものの、2年生までと比べると防御率が悪くなっていて、圧倒感がなかった。斎藤は4年春の防御率は悪くないが、年間で6敗と、印象はあまり良くなかった。

 福井は安定して140キロ後半〜150キロ前半の速球とスライダーで勝負し、着々とゲームメークを行っていた。2010年ドラフトでは斎藤は4球団、大石は6球団の指名が競合したが、福井は広島単独指名。それでも3人のなかでは、最も長くプレーした投手となった。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.22

【埼玉】花咲徳栄は伊奈学園と、昌平は正智深谷と初戦で対戦<春季県大会組み合わせ>

2024.04.22

【和歌山】智辯和歌山、田辺、和歌山東がベスト8入り<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】日本福祉大附が4点差をはね返して中部大一に逆転勝ち、ベスト8に進出

2024.04.22

【仙台六大学】東北高で4番を打った1年生・佐藤玲磨が決めた!東北工業大が“サヨナラ返し”

2024.04.22

【九州】神村学園、明豊のセンバツ組が勝利、佐賀北は春日に競り勝つ<春季地区大会>

2024.04.17

仙台育英に”強気の”完投勝利したサウスポーに強力ライバル現る! 「心の緩みがあった」秋の悔しさでチーム内競争激化!【野球部訪問・東陵編②】

2024.04.21

【神奈川春季大会】慶応義塾が快勝でベスト8入り! 敗れた川崎総合科学も創部初シード権獲得で実りのある春に

2024.04.22

【埼玉】花咲徳栄は伊奈学園と、昌平は正智深谷と初戦で対戦<春季県大会組み合わせ>

2024.04.17

【兵庫】20日にセンバツ準優勝の報徳学園が春初戦!夏の第1シード、第2シードも出揃う予定!

2024.04.22

【和歌山】智辯和歌山、田辺、和歌山東がベスト8入り<春季大会>

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!