18年の大阪桐蔭を支えた剛腕、大型左腕は育成から
大阪桐蔭時代の柿木 蓮、横川 凱
25日にNPBアワード2022が終わり、2022年シーズンのプロ野球もほぼ終了といったところだ。各球団で選手との契約更改が連日行われているなか、日本ハムの高卒4年目・柿木 蓮投手(大阪桐蔭出身)が育成契約で2023年シーズンを迎えることが決まった。
4年間で1軍登板4試合。2022年シーズンに1軍デビューを果たしたが、勝ち星を挙げられないまま育成選手で再スタートを切ることになった。2023年シーズンからは、大学で腕を磨いた同年代の選手たちもNPBの世界に来る。2018年の優勝投手として負けるわけにはいかない。
それは巨人にいる大型左腕、高卒4年目・横川 凱投手(大阪桐蔭出身)も同じだ。2022年シーズン当初は育成だったが、途中で支配下へ復帰。自身キャリア4試合目となる1軍での先発を任されたが、1軍初勝利には手が届かず。オフシーズンに再び育成契約を結ぶ形となった。
柿木、横川ともに大阪桐蔭時代には、高校野球史上初、2度目となる春夏連覇に貢献した。高校時代、世代を代表する好投手として活躍してきた。その時の意地、プライドをもって2023年は支配下へ戻ることができるか。高卒5年目を迎える2023年は、一味違うところを見せてほしい。