阪神が誇るリードオフマン近本、OB・赤星氏の盗塁、安打と比較!
近本 光司外野手(社出身)
今シーズンはオリックスが日本一に輝き、シーズンが終了した。
2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けて、11月5日からは、侍ジャパンのトップチームが始動。その代表選手に選ばれ、今シーズン盗塁王にも輝いた阪神・近本 光司外野手(社出身)の活躍が目覚ましい。
近本は2018年のドラフト会議で阪神から1位指名を受け、新人ながら開幕戦でスタメンに抜擢。1年目から新人最多安打、盗塁王と素晴らしい成績を残した。2年目にも盗塁王になり、プロ野球史上2人目となる新人から2年連続盗塁王を獲得。昨シーズンは最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブを受賞し、今シーズンは盗塁王を獲得している。
ここで同じ俊足系外野手として活躍した赤星 憲広氏(大府出身)の4年目までの記録と比較していきたい。
盗塁数は赤星氏が圧倒していた。近本は121盗塁に対し、赤星氏は入団4年間で190盗塁だ。
ただ、安打数は赤星氏の4年目までの549安打を上回る630安打を記録している。入団4年間で、150安打以上をマークしたのは3シーズンもあった。
来シーズンからは岡田新監督が就任し、新体制で挑む。2023年に行われるWBCでの日本のリードオフマンとしても期待できる。
4年目までの成績で数々の快挙を成し遂げただけに、これからの飛躍も注目だ。