ペナントレースが終わり、セ・リーグ優勝はヤクルト、パ・リーグ優勝はオリックスで、ともに連覇となった。これから、クライマックス・シリーズへと突入するが、個人タイトルは決着した。

 昨シーズンのタイトルホルダー並びにトップ5人は、今シーズンも同じように活躍しただろうか。タイトルごとに今シーズンと昨シーズンの顔ぶれを比較してみたい。

 セ・リーグの防御率部門では阪神・青柳 晃洋投手(川崎工科出身)が2.05でタイトルを獲得した。2位はチームメートの阪神・西 勇輝投手(菰野高出身)の2.18。以下は、DeNA・今永 昇太投手(北筑出身)の2.26、中日・大野 雄大投手(京都外大西出身)の2.46、巨人・戸郷 翔征投手(聖心ウルスラ出身)の2.62と続いた。

 セ・リーグでは規定投球回到達者が10人おり、防御率2点台は7人だった。昨シーズンは規定投球回到達が9人で防御率2点台は4人。防御率2点台の投手が増えた。

 ランキング上位の顔ぶれにも変化があった。今シーズンの上位5人で昨シーズンも上位5人に入っていたのは青柳(昨季2位)と大野(昨季3位)のふたりしかいない。

 昨シーズンのタイトルホルダーでもある中日・柳 裕也投手(横浜高出身)は苦しんだ。規定投球回には到達したが、防御率は昨シーズンの2.20から3.64へと大きく悪化。規定投球回到達者の中でワーストの防御率となってしまった。

 昨シーズン4位の広島・森下 暢仁投手(大分商出身)は9位で防御率は3.17。昨シーズンの防御率2.98から、さほど大きな変化はない。同5位だった広島・大瀬良 大地投手(長崎日大出身)は135.1回と規定投球回には到達できなかった。そのなかで防御率は4.72となっており、昨シーズンの防御率3.07から大幅に悪化している。

<2022セ・リーグ防御率ランキング>
防御率2.05 青柳 晃洋(阪神)
防御率2.18 西 勇輝(阪神)
防御率2.26 今永 昇太(DeNA)
防御率2.46 大野 雄大(中日)
防御率2.62 戸郷 翔征(巨人)

<2021セ・リーグ防御率ランキング>
防御率2.20 柳 裕也(中日)
防御率2.48 青柳 晃洋(阪神)
防御率2.95 大野 雄大(中日)
防御率2.98 森下 暢仁(ヤクルト)
防御率3.07 大瀬良 大地(広島)

※数字は2022年全日程終了時点