プロ野球は残り40試合前後となってきた。故障で長期離脱中の選手や高卒新人などを除いて、ほとんどの選手が1軍で出場機会を与えられている。

 そのなかで、まだ1軍での出場機会がない選手は何人いるのだろうか。また2軍ではどのような成績を残しているのか。球団ごとに確認してみたい。

 2年ぶりのリーグ制覇を目指すソフトバンクは、12人が1軍で未出場となっている。そのなかで野手は牧原 巧汰捕手(日大藤沢出身)、井上 朋也内野手(花咲徳栄出身)、笹川 吉康外野手(横浜商出身)、水谷 瞬外野手(石見智翠館出身)、九鬼 隆平捕手(秀岳館出身)、小林 珠維内野手(東海大札幌出身)の6名。

 井上、笹川、牧原の3選手はいずれも高卒2年目でドラフト上位指名でもある。ドラフト1位入団の井上はオープン戦で10試合に出場し打率.273、1本塁打と結果を出すも開幕は2軍スタートとなった。2軍では4月29日の試合に出場したのが最後となっており23試合の出場で打率.205、1本塁打の成績。現在は腰痛からの復帰に向けてリハビリ中だ。

 ドラフト2位の笹川は61試合に出場。打率.180、3本塁打と苦戦している。ドラフト3位の牧原は離脱していたが、3軍戦を経て、2軍では5試合に出場し打率.385(13打数5安打)を残している。

 九鬼は36試合で打率.139、小林は35試合で打率.162、水谷は3軍での出場のみで2軍での出場はない。

 投手では風間 球打投手(明桜出身)、スチュワート・ジュニア投手、高橋 純平投手(県立岐阜商出身)、木村 大成投手(北海高出身)、奥村 政稔投手(大分・中津商出身)、大竹 風雅投手(光南出身)の6人が1軍未出場。

 1軍では中継ぎで起用されていた奥村は先発で起用されている。ここまで14試合(10試合)の登板で59回を投げ防御率3.36とまずまずの成績。しかし7月下旬に新型コロナウイルス陽性判定を受けた。

 スチュワート・ジュニアは8月1日に行われたU-23 NPB選抜対大学・社会人選抜の試合にも出場。1回無失点、被安打1、与四球1、奪三振2の内容だった。2軍戦では10試合(先発7試合)の登板で37回を投げ防御率1.95とまずまずだが、与四球28と制球面で課題はある。

 新人ではドラフト1位ルーキーの風間は2軍でも登板がない。一方でドラフト3位の木村は6試合に登板し防御率6.43の成績。またドラフト5位ルーキーの大竹風は4月にトミー・ジョン手術を受けリハビリ中となっている。ルーキーの3人はいずれも1軍での登板は来シーズン以降に持ち越しとなりそうだ。

<ソフトバンクの1軍未出場選手>※☆は高卒ルーキー

<野手>
牧原 巧汰
井上 朋也
笹川 吉康
水谷 瞬
九鬼 隆平
小林 珠維

<投手>
風間 球打
スチュワート・ジュニア
高橋 純平
木村 大成
奥村 政稔
大竹 風雅

※2022年8月16日終了時点

(記事=勝田 聡)