プロ野球は各球団100試合前後を消化してきた。故障で長期離脱中の選手や高卒新人などを除いてほとんどの選手が1軍で出場機会を与えられている。

 そのなかでまだ1軍での出場機会がない選手は何人いるのだろうか。また2軍ではどのような成績を残しているのか。球団ごとに確認してみたい。

 混戦模様のパ・リーグの中で唯一、離されてしまっているのが日本ハムだ。今シーズンからBIGBOSSこと新庄 剛志監督がチームを率い、話題を振りまいているものの現時点では最下位となっている。

 そんな新庄監督は監督就任時に、「選手全員を1回はあの大歓声の1軍のグランドに立たせることをここで約束します」と全選手を1軍で起用する趣旨の発言をSNSで行った。

 その宣言通り、ここまで、ほとんどの選手が1軍の舞台を経験した。なんと野手で1軍未出場は五十幡 亮汰外野手(佐野日大出身)ひとりだけしかいない。大卒2年目の五十幡はオープン戦の序盤までは出場していたが、4月6日にヘルニアの手術を受けたことで現在は2軍でリハビリ中。2軍の試合にも出場していない。手術後に行われた球団発表ではゲーム復帰まで3ヶ月程度とされていたこともあり、そろそろ2軍で試合に出場してもおかしくはなさそうだ。

 投手では右肘治療中の新外国人ガントと高卒ルーキーの達 孝太投手(天理出身)、畔柳 亨丞投手(中京大中京出身)、松浦 慶斗投手(大阪桐蔭出身)の合計4人が1軍未出場となっている。

 ガントは米国で治療を受け6月下旬に再来日したが、まだ2軍での登板はない。高卒ルーキーの3人は2軍で登板機会を重ねている。

 ドラフト1位の達はここまで7試合の登板で12回を投げ14奪三振、防御率1.50と結果を出した。8月1日に行われたU-23 NPB選抜対大学・社会人選抜の試合にも登板した。

 畔柳は2軍で8試合に登板。8回を投げ12奪三振、防御率2.25と、こちらも達に負けない成績を残している。一方で松浦はまだ2軍での登板機会もない。

 新庄監督の宣言通り、メンバー全員が今シーズン中に1軍の舞台に立つこととなるだろうか。これから先の選手起用に注目だ。