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星稜で10年で1人の逸材と呼ばれた内山壮真。ヤクルトの高卒捕手でも歴史的な存在に

2022.06.21

星稜で10年で1人の逸材と呼ばれた内山壮真。ヤクルトの高卒捕手でも歴史的な存在に | 高校野球ドットコム
星稜時代の内山 壮真

 現在、快進撃を見せているヤクルト。若手、ベテランが躍動する理想的なチームとなっているが、今年は高卒2年目の内山壮真捕手(星稜出身)がブレークしている。今季は36試合に出場し、92打数23安打、1本塁打11打点、打率.250と好成績を残している。23安打中、10本が二塁打と長打率.391と非常に高い。

 守っても、二塁送球は1.90秒前後。セカンドベースに入った内野手のミットへ一直線と正確な送球も武器で攻守ともに優れている。

 星稜時代、当時の林監督が「野手では10年に1人の逸材」と評していたが、ヤクルトの高卒捕手で2年目からこれほどの成績を残した選手はいないのではないか。ヤクルトの正捕手として活躍する中村悠平選手(福井商出身)の高卒2年目の1軍試合出場はわずか3試合だった。

 今年は内山壮真のブレークシーズンとなりそうだ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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