先月開幕し、ロッテ・佐々木 朗希投手(大船渡高出身)の完全試合達成など、連日話題が尽きないプロ野球界。佐々木朗はドラフト会議で4球団競合の末、ロッテへの入団が決まったが、どのチームにおいてもドラフト1位指名を受けた選手はチームの中心選手としての活躍が期待される。

 現在セ・リーグ首位に立っている巨人のドラフトは「成功」と言えるのか。2010年以降にドラフト1位指名を受けた選手の1年目の成績を振り返ってみたい。

2010年1位 澤村 拓一(レッドソックス) 
29試合(200回)11勝11敗 防御率2.03

2011年1位 松本 竜也 
一軍出場無し

2012年1位 菅野 智之
27試合(176回) 13勝6敗 防御率3.12

2013年1位 小林 誠司
63試合 打率.255 打点14 本塁打2

2014年1位 岡本 和真
17試合 打率.214 打点4 本塁打1

2015年1位 桜井 俊貴
1試合(4.1回) 0勝1敗 防御率8.31

2016年1位 吉川 尚輝
5試合 打率.273 打点0 本塁打0

2017年1位 鍬原 拓也
6試合(27.2回) 1勝2敗 防御率6.83

2018年1位 高橋 優貴
18試合(93回) 5勝7敗 防御率3.19

2019年1位 堀田 賢慎
1軍出場無し

2020年1位 平内 龍太
3試合(5回) 0勝1敗 防御率14.40

 1年目の成績として突出しているのは澤村と菅野だ。澤村はメジャーリーガー、菅野は巨人のエースとして現在も活躍を続けている一方で、1年目ではあまり出場機会に恵まれなかった岡本や吉川も現在では1軍のスターティングメンバーに定着し素晴らしい成績を残している。髙橋は昨シーズン自身初となる2ケタ勝利を挙げ、平内も21日に初勝利を挙げるなど、近年のドラフト1位選手も着実に成長を続けている。

 2010年以降の巨人のドラフト1位は、ほとんどの年で当たっているとみて良いだろう。特に2017年以降の選手たちはこれからブレークしていく可能性が十分にあるため、その活躍を今後も注視していく必要がある。