連日、若竜たちの活躍が注目されている中日。その中心の1人である高橋 宏斗投手(中京大中京出身)が19日のDeNA戦に先発する。2021年シーズンは1軍相手に登板する機会がなく終わったドラ1右腕が、開幕1軍へ最初の大一番を迎えた。

 メジャーリーガー、ツインズ・前田 健太投手(PL学園出身)がSNSで取り上げたこともあり、一気に注目度が高まっている高卒2年目右腕。初めて他球団の1軍レベルの打者と勝負するにあたって、大きな期待を寄せたくなる。現在、中日投手陣の主戦力を担う大野 雄大投手(京都外大西出身)、柳 裕也投手(横浜高出身)、そして小笠原 慎之介投手(東海大相模出身)の先輩ドラ1投手たちの2年目はどうだったのか。

<大野 雄大>
9試合登板 4勝3敗 防御率2.62
44.2回 奪三振41、与四死球17 K/BB2.93 奪三振率8.26

柳 裕也
10試合登板 2勝5敗 防御率5.23
53.1回 奪三振42、与四死球20 K/BB2.33 奪三振率7.09

小笠原 慎之介
22試合登板 5勝8敗 防御率4.84
119回 奪三振105、与四死球54 K/BB1.98 奪三振率7.94

 当時の投手事情や、高卒と大卒の違いを含め、単純な比較は難しいが、3人ともプロ2年目に突出した結果を出したわけではない。ただ現在は、チームの投手陣を支える大事な戦力として、中心となっている。ゆったりとした成長曲線を描いて、チームの主力投手まで成長したといっていいだろう。

 2021年シーズンに才能が花開いたヤクルト・奥川 恭伸投手(星稜出身)や、オリックス・宮城 大弥投手(興南出身)などの活躍で、どうしても「高卒2年目」の言葉が先行されるが、まだ2年目の19歳。今回の投球がすべてではない。今後のプロ野球生活にとって、財産となる一戦になってほしいと願う。