【ソフトバンク】松坂世代・最後の砦 ベテラン左腕が150勝&2000回に挑戦
ソフトバンク・和田毅投手
プロ野球界の2022年シーズンがスタートした。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入している。
今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。
今回はソフトバンクの投手。現役最後の「松坂世代」となった和田 毅(浜田高出身)が、150勝と2000投球回到達に挑む。過去49人が達成している通算150勝へは、あと7勝。ここ2年は8勝、5勝だが、コンディションさえ整えば十分到達可能だろう。日米通算150勝までは、あと2勝だ。
2000投球回については、あと107.2回。故障もありここ4年はシーズン100投球回を超えていないが、昨年94.1回だったことを考えれば、不可能ではない。41歳で迎える今季は記録への挑戦のシーズンでもある。
守護神の森 唯斗(海部出身)は、過去17人が達成している150セーブへ、あと29セーブ。18年からは3年連続して30セーブ以上をマークしているだけに、シーズン通して活躍できれば十分に届く記録だ。
その他、ソフトバンク投手の達成がかかる主な記録は以下の通り。
<ソフトバンクで今季プロ入り後、10年目以上を迎える投手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。
20年目 和田 毅(浜田)
12年目 千賀 滉大(蒲郡)
11年目 武田 翔太(宮崎日大)
嘉弥真 新也(八重山農林)
10年目 東浜 巨(沖縄尚学)