日本ハムは20日、2月からのキャンプ開催に向けて、メンバーの振り分けを発表した。1年目から活躍した伊藤 大海投手(駒大苫小牧出身)や野村 佑希内野手(花咲徳栄出身)らが1軍に抜擢。そのなかには、古川 侑利投手(有田工出身)の名前があった。

 古川は2021年オフ、巨人から戦力外通告を受け、新天地を探し求めて、12月の12球団合同トライアウトに参加した。

 新監督に就任した新庄ビッグボスが見つめる中、参加した投手のなかで最速149キロを計測するなど、能力の高さを存分に発揮した。スピードのみならず、角度のある質の高い真っすぐや、カットボールなど数字以上の能力を指揮官に見せつけ、育成での契約を勝ち取った。

 その古川が2月のキャンプを1軍でスタートを切る。

 戦力外となり、合同トライアウトまで参加した。選手生活で考えれば、崖っぷちまで追い込まれたところから、1軍キャンプの切符を与えられた。それだけ新庄ビッグボスをはじめとした首脳陣から期待と注目を寄せられてるといっていい。

 育成選手である以上、まずは支配下登録をつかむことが第一目標だ。そのためにも、古川は1軍キャンプメンバーのなかで、初日からアピールすることが求められる。選手生活ギリギリで踏みとどまった右腕がキャンプで「大逆転劇」を見せるのか。新庄ビッグボスが見出した逸材から目が離せない。

(記事:編集部)