【西武】「おかわり君」中村が長嶋氏超えからの450号に挑戦、栗山は400二塁打へ
西武の栗山巧(左)中村剛也(右)
プロ野球界の2022年シーズンがスタートする。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入する。
今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。
今回は西武の野手。今季プロ入り21年目を迎える中村 剛也内野手(大阪桐蔭出身)が積み上げてきた数字の節目を迎える。代名詞でもある本塁打では、過去13人しか達成していない450本塁打まで、あと8本としている。自己シーズン最多は48本で2009年と2011年に2度マークしている。本塁打王は6度も獲得した。現在の通算442本塁打は現役選手ではダントツの1位で、歴代では15位。長嶋茂雄氏の444本にはあと2本に迫っている。今季35本をマークすれば、歴代10位に浮上する。
また、1000得点まであと18得点、350二塁打にあと27本、3500塁打にはあと181、100死球にあと13と、節目の数字を迎えている。
中村と同期で、昨シーズンに2000安打をマークした栗山 巧外野手(育英出身)も誇れる記録に挑戦する。過去14人しかマークしていない400二塁打まで、あと19本としている。昨年まで15年連続して2ケタ二塁打を続けているだけに、達成に期待がかかる。その他、過去43人達成の1000得点に、あと91得点。過去16人達成の1000四球には、あと29四球となっている。
その他、西武野手の達成がかかる主な記録は以下の通り。
<西武で今季プロ入り後、10年目以上を迎える野手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。
21年目 中村 剛也内野手(大阪桐蔭)
栗山巧外野手(育英)