中日・石川 昂弥内野手(東邦出身)が「新成人スラッガー」としての飛躍を期待されている。東邦の中心選手として、2019年センバツで3本塁打を記録するなど、優勝に大きく貢献。高校日本代表の4番打者にもなった。

 

 中日では2年目を終えて1軍成績は1年目の14試合出場のみ。2年目は骨折による離脱など、故障が響いた。しかし、打球、体格、打撃技術においては別格と、首脳陣や先輩選手からの評判は非常に高い。この世代はヤクルト・奥川 恭伸投手(星稜出身)、ロッテ・佐々木 朗希投手(大船渡出身)、オリックス・宮城 大弥投手(興南出身)、同・紅林 弘太郎内野手(駿河総合出身)が昨シーズンに大活躍を見せた。石川も紅林の2年目同様のパフォーマンスを見せてもおかしくないくらいの素質はある。しっかりと土台を固めた3年目の今季こそ、大ブレイクしてほしい。

 昨年、中日は若手野手層の上積みがあまりできなかった。もちろん、岡林 勇希外野手(菰野出身)など何人か出てきているが、他球団で「まばゆい活躍」を見せている若手のスター野手と比べると、「歯がゆい思い」をした中日ファンも多いはず。

 中日ファンが誇れるような活躍を見せることを期待したい。

(記事:河嶋 宗一