14年の都立の星の1人が現役を引退
高校時代の鈴木優(都立雪谷)
今年、巨人の育成選手として在籍していた鈴木優投手(都立雪谷出身)が現役引退を表明した。
2014年の東京都の高校野球は都立小山台の伊藤優輔投手(巨人)、そしてこの鈴木が都立の星として活躍をしていた。
鈴木は一次予選から素晴らしい投球を見せており、スリークォーター気味から140キロ台の速球、切れ味鋭いスライダーで多くの三振を量産していた。
そこから14年のドラフトではオリックスから9位指名を受けた。15年から21年までオリックスに在籍し、通算27試合に登板し、1勝3敗1セーブを挙げた。
21年にオリックスで戦力外となっていたが、今年から巨人の育成選手として契約。目標であった支配下選手登録は叶わず、今季はファーム5試合登板で、防御率4.50に終わっていた。
14年の東京都を盛り上げ、プロでも初勝利を挙げた年もあるなど、活躍は見せてくれた。第二の人生でも活躍を期待したい。