【ヤクルト】山田は「250本塁打」へあと2本、200盗塁達成も
ヤクルト・山田 哲人
プロ野球界の2022年シーズンがスタートする。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入する。
今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。
第1回は昨年日本一に輝いたヤクルトの野手。今季でプロ12年目を迎える山田 哲人内野手(履正社出身)は250本塁打、200盗塁がかかる。
昨年まで通算248本塁打を放ってきた。あと2本で過去65人が達成した「250本塁打」となる。記念すべき第1号はプロ2年目の2012年8月10日、巨人12回戦(東京ドーム)の5回、巨人・内海 哲也投手(現西武)から放った。2012年は1本だけだったが、13年3本を経て、14年に29本とブレーク。それから8年連続で2ケタ本塁打をマークしている。最多は本塁打王となった15年から2年連続してマークした38本。
山田は15年、16年、18年と3度のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成。15年は史上初の本塁打王(38本)盗塁王(34盗塁)の同時獲得。複数回のトリプルスリー達成もプロ野球界唯一となっている。過去78人達成の「200盗塁」まではあと20。ここ2シーズンは1ケタの盗塁数だが、まだまだ足は衰えていない。開幕戦で2発を放つ可能性もあり、今季中の250本塁打、200盗塁の達成は十分ある。
ちなみに昨季セ・リーグMVPで本塁打王の村上 宗隆内野手(九州学院出身)は、節目の300打点まであと4。1000塁打までは219塁打だが、ここ3年はその数字以上をマークしているだけに達成は十分可能。あとは通算104本塁打をどこまで伸ばせるか。46発放って通算150号達成はあり得るのか。
その他、ヤクルト野手の達成がかかる主な記録は以下の通り。
嶋 基宏捕手(中京大中京出身)
1500試合出場(あと61)
1000安打(あと64)
250犠打(あと38)
青木 宣親外野手(日向高出身)
2000安打=NPBのみ(あと181)
1000得点(あと46)
150本塁打(あと13)
200盗塁(あと30)
内川 聖一内野手(大分工出身)
200本塁打(あと4)
1000打点(あと41)
400二塁打(あと42)
<ヤクルトで今季プロ入り後、10年目以上を迎える野手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。
22年目 内川 聖一内野手(大分工)
20年目 坂口 智隆外野手(神戸国際大附)
19年目 青木 宣親外野手(日向)
17年目 川端 慎吾内野手(市立和歌山商)
16年目 嶋 基宏捕手(中京大中京)
14年目 中村 悠平捕手(福井商)
13年目 荒木 貴裕内野手(帝京三)
12年目 山田 哲人内野手(履正社)
西田 明央捕手(北照)