News

ダルビッシュ、涌井が節目の年に 年男を迎えた1986年生まれの選手たち

2022.01.03

ダルビッシュ、涌井が節目の年に 年男を迎えた1986年生まれの選手たち | 高校野球ドットコム
東北高時代のダルビッシュ有投手

 2022年に36歳として年男を迎える1986年世代。ここの世代は須田幸太投手(土浦湖北出身)のように野球界を退いているものもいれば、田澤純一投手(横浜商大出身)のように台湾で活躍する選手。球界で現役選手として奮闘する選手など様々だ。そんな1986年生まれのなかで甲子園を経験した選手を見ていきたい。

 メジャーで奮闘するダルビッシュ有投手(東北出身)だろう。2021年は8勝11敗と負けが先行する結果になったものの、東北高時代は2年生で甲子園準優勝。3年生の時にはノーヒットノーランと輝かしい結果を残した。

 プロ入り後も沢村賞やMVPを受賞するなど、数々の功績を残してきた。世代代表の選手として、年男として迎える2022年も活躍に期待だ。

 日本球界に目を向けると、楽天・涌井 秀章投手(横浜高出身)が目立つ存在だろう。横浜高時代は2年生の時に甲子園デビュー。3年生の時には注目投手として甲子園に戻り、ベスト8進出に導く快投でドラフト1位指名でプロの世界へ飛び込んだ。

 プロ入り後は3年目に初タイトルとなる最多勝を受賞。その2年後になる2009年には名誉ある沢村賞に輝くなど球界を代表する投手へ成長を遂げた。

 そんなダルビッシュ、涌井のような甲子園で実績はないものの、甲子園を経験した1986年生まれにはロッテ・美馬 学投手(藤代出身)がいる。
 美馬は2年生の夏に甲子園出場を果たして駒大苫小牧から勝利。全国でも実力が通じることを証明したものの、その後は甲子園出場に至らなかった。

 ただ中央大、東京ガスで腕を磨いてプロ入り。2021年までで通算67勝を積み重ねてきた。

 高校時代に聖地・甲子園を経験し、今もなお世代を代表する選手として活躍する3人。年男として迎える2022年も先頭を走るスター選手として活躍してほしい。


<MLB>
ダルビッシュ有投手(東北高出身)◎

<巨人>
井納 翔一投手(木更津総合出身)

<ロッテ>
美馬 学投手(藤代出身)◎

<楽天>
涌井 秀章投手(横浜高出身)◎

<ソフトバンク>
明石 健志内野手(山梨学院出身)

<西武>
榎田 大樹投手(小林西出身)
※◎=甲子園出場経験者

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.15

【春季和歌山大会】日高が桐蔭に7回コールド勝ち!敗れた桐蔭にも期待の2年生右腕が現る

2024.04.16

【春季埼玉県大会】2回に一挙8得点!川口が浦和麗明をコールドで退けて県大会へ!

2024.04.16

【群馬】前橋が0封勝利、東農大二はコールド発進<春季大会>

2024.04.15

【春季東京都大会】日大豊山、注目の好投手を攻略し、コールド勝ち!指揮官「うちが東京を勝ち上がるには機動力しかない」

2024.04.16

社会人野球に復帰した元巨人ドライチ・桜井俊貴「もう一度東京ドームのマウンドに立ちたい」

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!

2024.04.10

【沖縄】エナジックが初優勝<春季大会の結果>

2024.04.12

【九州】エナジックは明豊と、春日は佐賀北と対戦<春季地区大会組み合わせ>

2024.04.11

【千葉】中央学院は成田と磯辺の勝者と対戦<春季県大会組み合わせ>

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.03.17

【東京】帝京はコールド発進 東亜学園も44得点の快勝<春季都大会1次予選>

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>