2021年シーズンが終了した。東京五輪があり変則日程ながら2年ぶりに143試合が行われ、セ・リーグはヤクルト、パ・リーグはオリックスが前年最下位からの優勝となった。日本シリーズは優勝チーム同士の対戦となり、ヤクルトが4勝2敗で20年ぶりの日本一に輝いた。

 両リーグのタイトルは確定したが、12球団各チームの中でのランキングはどうだったのか。今季のデータを振り返り、投手、打者に分けてランキングを紹介していく。

 今回は西武の野手。かつては「山賊打線」と呼ばれ、得点力を武器に2018年からリーグ連覇を果たしたが、今季はどの部門でもリーグ1位の数字はなく、全体的に得点力が下がったのも影響したのか最下位に沈んだ。

 規定打席到達は5人。3割をマークしたのは森だけだった。首位打者を獲得した19年以来の3割でリーグ2位だった。呉念庭はプロ初の規定打席到達。源田はルーキーから今季まで5年連続で規定打席に到達し、すべて打率.270以上をマークした。

 

<打率上位ランキング>(規定打席到達者=試合数 × 3.1)
1位 森 友哉 .309(520打席431打数133安打)
2位 中村 剛也 .284(475打席430打数122安打)
3位 源田 壮亮 .272(516打席464打数126安打)
4位 栗山 巧 .251(446打席387打数97安打)
5位 呉 念庭 .238(478打席425打数101安打)

 本塁打では山川がトップだが、40本以上を放って18、19年と2年連続本塁打王を取ったパワーヒッターからすれば不満の残る数字だった。

<本塁打上位ランキング>
1位 山川 穂高 24(168塁打、長打率.469)
2位 中村 剛也 18(189塁打、長打率.440)
3位 森 友哉 11(202塁打、長打率.469)
4位 呉 念庭 10(148塁打、長打率.348)
5位 岸 潤一郎 9(105塁打、長打率.345)

 打点では中村がトップを奪ったが、チーム全体としても打点の底上げができなかった。

<打点上位ランキング>
1位 中村 剛也 74(18本塁打、打率.284)
2位 山川 穂高 66(24本塁打、打率.232)
3位 呉 念庭 48(10本塁打、打率.238)
4位 栗山 巧 43(4本塁打、打率.251)
5位 森 友哉 41(11本塁打、打率.309)

 得点ではチームトップの安打数をマークしていた森がトップ。

<得点上位ランキング>
1位 森 友哉 70(125試合133安打)
2位 源田 壮亮 60(119試合126安打)
3位 中村 剛也 50(123試合122安打)
4位 呉 念庭 43(130試合101安打)
5位 山川 穂高 42(110試合83安打)

 出塁率では森がリーグ2位の数字を誇ってチームトップ。79四球もチームダントツだった。

<出塁率上位ランキング>(規定打席到達者)
1位 森 友哉 .420(520打席133安打79四球6死球)
2位 中村 剛也 .343(475打席122安打39四球2死球)
3位 栗山 巧 .334(446打席97安打49四球3死球)
4位 源田 壮亮 .319(516打席126安打31四球2死球)
5位 呉 念庭 .310(478打席101安打43四球3死球)

 盗塁数では、盗塁王を獲得した源田が堂々のトップ。源田にとっては初のタイトルにもなった。ルーキーの若林は開幕1軍を果たすと、1番打者として活躍。リーグトップの盗塁を誇っていたが、5月末に守備で左ひざを負傷。前十字じん帯損傷と診断されシーズンを離脱する不運があった。

<盗塁上位ランキング>
1位 源田 壮亮 24(119試合516打席9盗塁刺)
2位 若林 楽人 20(44試合161打席8盗塁刺)
3位 外崎 修汰 9(73試合300打席5盗塁刺)
4位 金子 侑司 9(101試合220打席9盗塁刺)
5位 森 友哉 5(125試合520打席2盗塁刺)

 ベテラン中村にもやや翳りが見え始め、山川も力を発揮できなかった。野手陣の若返りも急務となりそうだ。