来季は倍増の3億円以上?オリックス山本はどこまで順位を上げるのか
オリックス・山本由伸
プロ野球界では来季の契約更改がほとんど終わろうとしている。24日の時点で、1億円を超えて更改した選手は外国人選手をのぞいて12球団で77人。球団別ではソフトバンクが11人で最多で、最少はオリックスの2人。
◎来季年俸1億円以上選手数球団別ランキング
(12月24日現在)
1位 11人 ソフトバンク
2位 10人 西武
3位 8人 巨人、楽天
5位 7人 DeNA、阪神
7位 6人 広島、ロッテ
9位 5人 ヤクルト
10位 4人 中日
11位 3人 日本ハム
12位 2人 オリックス
しかし、オリックスではパ・リーグのMVP山本由伸投手(都城高出身)がまだ更改を済ませていない。今季の年俸1億5000万円。いったい来季はいくらの年俸を手にするのだろうか。
沢村賞、投手4冠タイトルなど、先発投手としての名誉を次々に手にした。倍増の3億円はくだらないという声もある。仮にプロ6年目での3億円となれば、オリックスとしてはプロ7年目に3億円に到達したイチローを抜いて球団最速となる。
12月24日現在で更改を済ませた選手の12球団来季年俸上位ランキングは以下の通り(外国人選手をのぞく)。
1位 ソフトバンク 柳田 悠岐外野手 6億2000万円(△1000万円)
2位 巨人 菅野 智之投手 6億円(▼2億円)
2位 巨人 坂本 勇人内野手 6億円(△1億円)
2位 ソフトバンク 千賀 滉大投手 6億円(△2億円)
5位 ヤクルト 山田 哲人内野手 5億円(±0)
5位 楽天 浅村 栄斗内野手 5億円(±0)
7位 ソフトバンク 森 唯斗投手 4億6000万円(±0)
8位 巨人 丸 佳浩外野手 4億5000万円(±0)
9位 オリックス 吉田 正尚外野手 4億円(△1億2000万円)
10位 ヤクルト 青木 宣親外野手 3億3000万円(±0)
楽天・田中 将大投手は昨年オフに2年の年俸9億円で契約。チーム残留は決まったが、年俸など条件面の詳細はまだ明らかになっていない。
山本が年俸をどこまで上げてランクインできるかに注目される。
(金額はすべて推定)