現在、白熱とした勝負が繰り広げられている日本シリーズ2021。ここまで東京ヤクルトが2勝1敗とオリックスをリードしている状況であるが、オリックスにはある記録がかかっている。高卒2年目の大型遊撃手・紅林 弘太郎の日本シリーズ全試合スタメンである。

 過去、高卒2年目で日本シリーズ全試合スタメンを果たしたのは、中西太(西鉄)、清原和博(西武)、坂本 勇人(巨人)の3名しかいない。

 坂本は2008年のレギュラーシーズン全試合に出場し、8本塁打、43打点、打率.257の成績を残し、日本シリーズでも本塁打を放っている。

 紅林は今季、136試合に出場し10本塁打、48打点、打率.228をマーク。日本シリーズでは11打数4安打と結果を残しており、本塁打が出やすい東京ドームも追い風といえる。

 紅林が19年2位でドラフト指名されたときは、この記録に挑戦する選手になるとは全く想像できなかった。

(記事=河嶋 宗一