戦国東都の秋もいよいよ、28、29日の試合が最後となる。現在は國學院大が首位を走り、このままいけば春季リーグ戦に続いて2季連続優勝。11月20日より開幕する神宮大会への出場も決まる。最後まで優勝争いが楽しみだが、同時に今秋のドラフト会議で指名された選手たちの学生野球最後のプレーも見逃せない。

 この秋は7名の選手が東都大学野球から指名を受けたが、最高順位となる2位指名を受けた駒沢大・鵜飼が絶好調だ。

 ここまで持ち前のバッティングを活かして、5本塁打をマーク。9打点とあわせて堂々トップの成績で、2冠王の可能性がある。チームも現在2位におり、躍進の原動力となっている。さすがドラフト指名選手といわんばかりの打棒だ。

 鵜飼に引けを取らない活躍を見せるのは、國學院大・福永だ。1部の打率ランキング2位に位置付ける打率.360の成績をマーク。7打点は3位タイの好成績で優勝争いの原動力となっている。

 その他は、野手では中央大・古賀、國學院大・川村。そして2部にいる国士舘大・池田が指名を受けているが、この秋は苦戦を強いられている。少しでも復調の兆しを見せ、納得した形で学生野球を終えてプロの世界に飛び込んでほしい。

 投手では亜細亜大の岡留と日本大の赤星の2人が指名を受けた。
 特に岡留は投手ランキング3位に入る活躍ぶり。安定した活躍を見せている一方で、赤星は全体2位の40.1回に登板する奮闘を見せているが、勝ち星がついてこない。エースとして力投を見せているが、28日からの青山学院大との一戦で結果を残せるか。

 年が明ければ、新人合同自主トレなど、プロ野球選手として本格的な生活が始まる。即戦力として期待されるであろう7選手が、リーグ戦でどんな活躍を見せて巣立っていくのか。28日からの最終節も戦国東都にふさわしい熱戦を期待したい。

<打者>
鵜飼 航丞中京大中京-駒澤大):中日ドラゴンズ2位
34打数10安打 5本塁打 9打点
打率.294

古賀 悠斗福岡大大濠-中央大):埼玉西武ライオンズ3位
26打数4安打 1本塁打 1打点
打率.154

福永 奨横浜-國學院大):オリックスバファローズ3位
25打数9安打 2本塁打 7打点
打率.360

川村 啓真日本文理-國學院大):埼玉西武ライオンズ育成4位
27打数4安打 1打点
打率.148

池田 来翔習志野-国士舘大):千葉ロッテマリーンズ2位
18打数3安打 1打点
打率.167

<投手>
岡留 英貴沖繩尚学-亜細亜大):阪神タイガース5位
8試合登板 4勝2敗 防御率1.70
37回 被安打25 与四死球9 奪三振34 自責点7

赤星 優志日大鶴ヶ丘-日本大):読売ジャイアンツ3位
6試合登板 2勝3敗 防御率2.90
40.1回 被安打35 与四死球10 奪三振24 自責点13