千葉ロッテ、23歳右腕・原嵩が戦力外 専大松戸初の甲子園導くも1軍登板なし
専大松戸時代の原嵩
27日、千葉ロッテはプロ6年目となる原嵩(専大松戸出身)を戦力外にすることを発表した。2020年シーズンオフより育成契約を結び、今シーズンは支配下登録を目指し、再び奮闘していたが、今シーズン限りで千葉ロッテを去ることになった。
2015年、3年生の夏に専大松戸を春夏通じて初めて甲子園に導いた原。当時、注目投手の1人として多くのメディアにも取り上げられたが、初戦・花巻東戦で2対4の末に敗退。初出場、初勝利とはならず甲子園を終えた。
その後、ドラフトで地元・千葉ロッテから5位指名を受け、先輩・上沢直之に続くプロ野球選手となったが、6年間で1軍登板なしに終わった。
高校時代、最速148キロを投じる本格派投手でもプロの世界で大成するのは難しいことを痛感させられたが、まだ23歳と引退するには早い。来シーズン以降はどの球団で継続するのか去就に注目だ。