今年のセ・リーグは東京ヤクルトが優勝を収めた。改めて振り返ると、ドラフトの意義は大きかった。2017年以降のドラフトが大きかったが、今回は2018年のドラフトを紹介したい。

1位:清水 昇(國學院大)
2位:中山 翔太 (法政大)
3位:市川 悠太明徳義塾
4位:濱田 太貴明豊
5位:坂本 光士郎(新日鉄住金広畑)
6位:鈴木 裕太日本文理
7位:久保 拓眞(九州共立大)
8位:吉田 大成(明治安田生命)
育成1位:内山 太嗣(栃木ゴールデンブレーブス)
育成2位:松本 友(福井ミラクルエレファンツ)

 1位の清水はホールド記録を記録した。2年続けて、タイトルも獲得し、貢献度では18年度の大卒投手ではピカイチ。やはりドラ1投手の活躍が今季の東京ヤクルトを支えているといえる。現在の高津体制で最もフィットした投手ではないだろうか。

 2位の中山は19年からの2年間で9本塁打マークも、今年は9試合出場にとどまっており、悔しいシーズンとなっているが、まだ巻き返しが期待できる選手だろう。

 4位の浜田は、2年目の昨年に33試合で3本塁打を記録。今年は故障もあり、活躍ができなかった。この選手の場合、5年〜10年で総括した時、トップクラスの貢献度を活躍している可能性がある。彼の覚醒は東京ヤクルトファンは誰もが望んでいることだろう。

 5位の坂本は今季自己最多の36試合登板。中継ぎ左腕として一定の活躍を見せている。

 7位の久保は2年間で26試合登板。8位の吉田は通算37試合出場をしている巧打の内野手だ。大学・社会人だが、一定の成果を残しているといえる。

 高卒投手コンビの市川、鈴木の今季のイースタン・リーグの成績は、市川が14試合で防御率4.50、鈴木が20試合で防御率3.09と悪くはない。金久保優斗も高卒4年目から台頭したように、市川、鈴木もそのルートで台頭できると理想だ。

 育成から支配下登録となった松本は一軍27試合で、打率.353と結果を残しており、来季以降はさらに出場機会を増やすことが期待される。内山もファームで37試合出場にとどまった。正念場に立った選手だろう。

 ドラ1の清水が早くも2年目で中継ぎの柱となり、そして3年目の今年はリーグを代表するセットアッパーに成長した。短期的に見れば清水の台頭は大きい。長期的に見れば、中山、浜田の野手コンビ、市川、鈴木の高卒投手コンビの成長が評価をさらに上げることになるのではないだろうか。

 彼らの成長がさらに戦力が厚くし、これからも優勝争いを続ける鍵となるだろう。