プロ野球もシーズンが最終月に突入した。両リーグともに優勝争いが熾烈になっているが、個人タイトル争いも最終章に突入している。特にセ・リーグの首位打者争いは「厘」「毛」の争いとなっている。上位3人は広島・鈴木 誠也外野手(二松学舎大附出身)、阪神・近本光司外野手(出身)、DeNA・桑原 将志外野手(福知山成美出身)となっている。

 鈴木誠と近本にはある共通点がある。1994年度生まれ、先日MLB全日程を終えて驚異的なシーズン成績を収めたエンゼルス大谷 翔平花巻東出身)と同い年だ。

 鈴木誠は大谷と同期で2012年ドラフトで広島に入団したが、近本は関学大に進み、大阪ガスを経て18年ドラフト1位で阪神に入団した。19年に新人のセ・リーグ最多安打の記録159安打を打ち立てるなど、「安打製造機」として阪神の1番に座っている。

 大谷同様、1994年度生まれで、大学を経て入団したのは2016年ドラフト。主な選手を調べてみた。

オリックス8位 澤田 圭佑投手(大阪桐蔭ー立教大)
中日1位 柳 裕也投手(横浜ー明治大)
中日2位 京田 陽太内野手(青森山田ー日本大)
楽天3位 田中和基外野手(西南学院ー立教大)
阪神1位 大山 悠輔内野手(つくば秀英ー白鷗大)
ロッテ1位 佐々木 千隼投手(都立日野ー桜美林大)
DeNA1位 濱口 遥大投手(三養基ー神奈川大)
DeNA9位 佐野恵太内野手(広陵ー明治大)
ソフトバンク1位 田中 正義投手(創価高ー創価大)
巨人1位 吉川 尚輝内野手(中京ー中京学院大)
巨人2位 畠世周投手(近大福山ー近畿大)
日本ハム2位 石井 一成内野手(作新学院ー早稲田大)
広島3位 床田寛樹投手(箕面学園ー中部学院大)

 大卒でプロ5年目。すっかりチームの中心を担っている。近本と同じく、中日柳は最多勝、防御率、奪三振、最高勝率のタイトル奪取へ突き進んでいる。この年、巨人の育成5位で指名されたのが松原聖弥外野手(仙台育英ー明星大)だった。6日のヤクルト戦では21試合連続安打もマークし、チーム内では坂本 勇人内野手(光星学院出身)に次いで、打率2位にいる。

 セ・リーグでは巨人の岡本 和真内野手(智辯学園出身)VSヤクルト村上 宗隆内野手(九州学院出身)の本塁打、打点争いに目が行くが、「大谷世代」の活躍からも目が離せない。