侍ジャパン、甲子園優勝投手も生まれたポニーに球春到来 全日本をかけた関東大会が開幕
千葉ジャガーズ主将・町山小哲
プロ野球のキャンプは後半に差し掛かり、高校野球では各地で春季大会の抽選会が行われ、3月からの春季大会に向けて、少しずつボルテージが高まっている。そんななか、ポニーは26日、いち早く公式戦となる第46回関東連盟春季大会を開催した。
侍ジャパンに呼ばれたオリックス・宮城 大弥投手(興南出身)や、甲子園優勝投手となった西武・今井 達也投手(作新学院出身)などを輩出し、人気が高まっているポニーの関東地区で開催された今大会。49チームが参加し、26日は開会式として柏の葉公園野球場に全チームが集結した。
まずは予選トーナメントを戦い、結果を残したチームが第48回全日本選手権大会への出場権をつかむ。全国大会に繋がっている大きな大会である。
開会式では優勝した江東ライオンズを先頭に選手たちが行進してくると、那須勇元事務総長が広澤克実理事長に代わって選手たちへ挨拶。ポニーとしては、2023年は初めて女子のワールドシリーズが日本で開催されるなど、選手たちのために従来の年間スケジュールに戻していくことを改めて伝えた。
先日の記者会見でも3年ぶりにアジア大会が開かれるなど、世界に組織を持っているポニーらしさが戻ってくることが発表されている。その皮切りといっていい関東大会は、まさにポニーにとって「球春到来」を告げる意味の大きい大会である。選手を代表として千葉ジャガーズで主将・町山小哲]が選手宣誓を務めて開会式は終わった。優勝の行方とともに、どんな選手たちが活躍するのか。注目して追いかけていきたい。
以下、選手宣誓文
宣誓
我々選手一同は、この環境で野球ができることに感謝し、
笑顔で楽しく、最後の1球まで諦めず、
正々堂々全力でプレーすることを誓います。
令和5年2月26日
千葉ジャガーズ主将・町山小哲