高校野球はもちろん、大学野球以降でも活躍することを考えると、中学時代をどのように過ごすかということは大事な要素となりつつある。
 野球はもちろん、1人の学生として求められる基本を中学3年間でどれだけ固めて、スムーズに高校野球生活を始められるか。中学野球の各チームも時代の流れを察知し、チームごとに様々な特色ある取り組みをしているところが多い。

 100人以上が集まる大所帯として注目が集まっている千葉県の名門・京葉ボーイズは、3チームに分けて公式戦に出場するなど、公式戦に出られるチャンスを作っている。さらには練習施設の充実や、トレーナーもつけているなど、練習環境を整えて選手たちが育つ土壌を作っている。

 野球以外の部分の充実化という視点で見ると、横浜緑ボーイズや湘南ボーイズが勉強面の指導にも力を注ぎ、文武両道の習慣と精神を育んでいる。また浦和ボーイズでは150人近くいる超大所帯でも「全員レギュラー、全員補欠」というキーワードの下で、全員が同じ練習をできるように、選手たちが主体的に練習を運営。兵庫の神戸中央シニアは、食事の回数やトレーニングに重きを置くことで、成長期の中学生の体づくりをしっかりさせている。

 連盟そのものが、選手たちの将来性を大事にしているポニーリーグに所属する江東ライオンズでは、雰囲気づくりを大事に練習を実施。沖縄中央ポニーでは投球練習をさせたり、3ポジション守れるようにすることで、可能性を広げるような指導を徹底しているという。

 各チームが勝利と育成の両立を目指して日々活動している。そんな中学球界から今後も1人でも多く、未来の甲子園スター選手が誕生することを期待したい。

 高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネル内では、気になる取り組みや指導をしている中学チームを特集した映像を配信している。

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