不測の事態でも光る京葉ボーイズの取り組み。独自のトレーニング動画にビデオ通話での進路面談

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2020.04.13

京葉ボーイズの選手たち(※写真は2018年冬撮影)

 7都府県に緊急事態宣言が出され、プロアマ問わず野球界は活動自粛の流れにあるが、その中でも工夫して選手の体力向上に努めるチームも多くある。

 この3年間で春夏合わせて3度の日本一の実績を持つ京葉ボーイズ(千葉)は、コミュニケーションアプリの「LINE」を駆使して、練習ができない間も選手たちの体力向上やチームを運営を行っている。

 チームは現在、日米4球団でトレーナーを務めた立花龍司氏が監修する「タチリュウコンディショニングジム」と提携し、選手に向けたトレーニング動画を発信する取り組みを行っているが、活動休止は撮りためた動画をLINEで共有し、選手たちに自宅でトレーニングを行ってもらうようにしている。

 京葉ボーイズの勝本俊朗代表は、「撮りためてきた動画を選手たちに課題として見てもらい、質問にも答えています。質問には、関口勝己監督や元プロの椎木匠(元西武など)コーチなど、経験豊富な指導者陣が答えています」と話し、遠隔でも選手たちを十分にサポートする体制を整えている。

 また本来は4月上旬に行うはずであった新1年生の保護者面談や3年生の進路相談も、LINEのビデオ通話機能を活用して行っている。
 特に3年生の進路については「十分にフォローしていきたい」と勝本代表は話し、この不測の事態にも対応していく構えだ。

「入団した49名の新1年生の親御さんと、だいたい30分ほど面談を行っています。
 また3年生の選手は、試合がすべて中止になり進路でとても不安を感じていると思います。できる範囲の中で、しっかりとフォローしていきたいと思います」

 未曽有の事態に陥った野球界だが、プロ野球選手が自宅でもできるトレーニングの動画を公開するなど、テクノロジーを活用した様々な動きがある。チーム単位でも、知恵を使えばできることはまだまだ多くありそうだ。

(記事:栗崎 祐太朗)


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