2020年は東京オリンピックの開催が控えているが、その影響でアマチュア野球の大会は例年とは少し異なるスケジュールで動くことになる。

 東京都高校野球連盟は、例年メイン球場として使用する明治神宮球場が五輪競技で使用されるため第102回全国高等学校野球選手権東・西東京都大会の試合会場に準決勝、決勝の計6試合を東京ドームで行うことを発表。東京ドームで高校野球の公式戦が行われるのは史上初のことで大きな話題となった。

 そして、開催地変更の動きは中学野球にも及んでいる。
 例年、東京ドームを中心に一都三県の野球場を使用して大会を運営するジャイアンツカップは、2020年の第14 回大会では福島県と茨城県の2県6球場で開催する予定となっている。
対象となっているのは、いわきグリーンスタジアム、南部スタジアム、平野球場、日立市民運動公園野球場、日立製作所野球場、高萩市営球場の6つだ。

 また、リトルシニアの夏の全国大会であるリポビタンカップリトルシニア日本選手権大会も、2020年は宮城県での開催が予定されている。
 リトルシニア日本選手権大会もまた、明治神宮球場を中心に一都三県の野球場で大会が運営されているが、2020年は開会式と決勝を楽天生命パーク宮城で行い、その他の試合も宮城県内の球場で開催が予定されてる。

 中学野球の選手たちは、毎年「ジャイアンツカップ決勝の東京ドームの舞台」、「リトルシニア日本選手権の神宮球場」を目標にしていたが、U-15日本代表の試合でも使用されるいわきグリーンスタジアムや、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である楽天生命パーク宮城でプレーできる機会もなかなかない。

 例年とは少し違ったイレギュラーな大会もまた、思い出になるのではないだろうか。

(文=栗崎 祐太朗)

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