中学野球の日本代表チームはいくつか存在するが、中でも注目度の高い選抜チームの一つがシニア日本代表(MCYSA全米選手権大会)だ。毎年、アメリカで開催されるMCYSA全米選手権大会は、日本リトルシニア中学硬式野球協会に所属するチームの中から18名の選手が選抜され、毎年日本代表として世界各国のチームと熱い戦いを繰り広げている。

 その中で今回は、2017年の代表に着目していく。現在の高校2年生の選手たちが選出された2017年全米選手権代表選手は、やはり高校野球界を盛り上げている選手が多くいた。選抜メンバーを振り返っていき、現在の活躍も見ていきたい。

小林瞭太 内外 北見シニア/旭川実
佐々木 涼 外投 宮城臨空シニア/仙台育英
佐藤 旦有夢 投内 新潟江南シニア/中越
南雲壱太 内野 浦和シニア/花咲徳栄
中井 大我 捕手 浦和シニア/花咲徳栄
吉沢 悠佑 捕外 調布シニア/東海大相模
山村 崇嘉 投外 武蔵府中シニア/東海大相模
高橋 綾人 投外 秦野シニア/東海大相模
水鳥遥貴 内野 愛知衣浦シニア/慶應義塾
西澤元希 内野 北摂シニア/慶應義塾
冨田 健悟 外投 新宿シニア/桐蔭学園
菊池佳歩 投手 新宿シニア/明聖
古谷 将也 捕外 香取シニア/成田
内田瑞希 投外 愛知北シニア/大成
高田 琢登 投外 静岡蒲原シニア/静岡商
結城海斗 投手 河南シニア/ロイヤルズ(マイナー契約)
宇野 竜一朗 投内外 市川シニア/早稲田実業
五十嵐駿汰 投手 大阪鶴見シニア/鳥取城北
※ポジションは選抜された当時のもの

 まず目を引くのが、高校に進学せずにアメリカ・メジャーリーグへ挑戦を決めた結城海斗の存在だ。若干16歳にしてカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだことで大きな話題を呼んだ結城。あれから約1年半が経つが、これからどんな成長を見せてくのか、これからますます注目だ。

 日本の高校野球では、3名の選手が現在ドラフト候補に名を連ねている。
 高田 琢登は、早くも2020年の高校生左腕のナンバーワンの呼び声もあり、秋季大会ではチームを東海大会出場まで押し上げた。
 また東海大相模の左の大砲・山村 崇嘉は高校通算で44本塁打を記録しており、秋季大会からは投手も復活。主将としてもチームを引っ張っており、2020年に注目の選手の一人だ。
 そして、強肩強打の捕手として注目されているのが古谷 将也だ。肩の強さでは成田の先輩である田宮 裕涼(日本ハム)を上回る声もあり、球界で渇望されている「打てる捕手」になれる可能性を持った選手として、これからも活躍が見逃せない。

 その他にも、桐蔭学園の1番打者として2019年の選抜甲子園に出場した冨田 健悟や、花咲徳栄のクリーンナップを務める中井 大我、そして慶應義塾で二遊間コンビを組む水鳥遥貴、西澤元希など、その他にも各地で活躍を見せる選手はやはり多い。

 この中から、2020年の甲子園を沸かせる選手は現れるのか、これからまずます注目である。

(記事=栗﨑 祐太朗)

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