雨天のため16日へ延期、ベイスターズカップ準決勝の見所を紹介!
2本のタイムリーを放った都筑中央ボーイズの4番・磯ヶ谷俐雄
3月3日(日)に行われる予定だった、第7回DeNAベイスターズカップの準決勝は雨天のため中止となった。また準決勝、決勝は予備日の3月16日に開催されることとなり、会場も横須賀スタジアムにて開催されることも合わせて発表された。
今回は、そんな第7回DeNAベイスターズカップの準決勝、決勝の見所を紹介していく。まず16日の準決勝のカードは次のようになった。
◆準決勝
横浜旭峰ポニー vs 都筑中央ボーイズ
ヤングオセアン横浜クラブ vs 秦野リトルシニア
横浜旭峰ポニーは、1回戦でリトルシニアの強豪・戸塚リトルシニアを破って勝ち上がってきた。打線のポイントなるのは1番の池田武聖で、1回戦ではチャンスメイクやタイムリーなど3安打を放つ活躍をみせた。池田が上手く機能すれば、1回戦のように効率的に点を重ねることができるはずだ。
対する都筑中央ボーイズは、高い攻撃力を武器に1回戦をコールドで勝ち上がってきた。ポイントゲッターとなったのは、4番・磯ヶ谷俐雄と5番・大塚光竜の二人。1番~3番でチャンスメイクして、磯ヶ谷俐雄と大塚がホームに返す攻撃が準決勝でも出来れば、1回戦のような一気に主導権を握る試合運びが出来るだろう。
横浜旭峰ポニーも都筑中央ボーイズも、互いに攻撃力が鍵を握ることになりそうだ。
オセアン横浜クラブの切り込み隊長を務める堂上翔
第2試合で登場する、オセアン横浜クラブは粘りの野球が持ち味だ。1回戦では、相模ボーイズを相手に4点差をひっくり返す逆転劇を見せ、ここ一番の集中力の高さを感じさせた。鍵を握るのは、堂上翔と前嶋藍の1,2番コンビ。コンタクト能力の高い二人を起点に、準決勝でも粘りの野球を展開したい。
対する秦野リトルシニアは、清水樹と平岡大和のバッテリーが強力だ。清水は、常時120キロ前後の重い質のストレートをテンポ良く投げ込んでいくピッチングが持ち味で、安定感は抜群だ。また、平岡大和の強肩は目を見張るものがあり、セカンド送球は2秒を切るタイムをたたき出す。
清水と平岡のバッテリーを、オセアン横浜クラブ打線がどこまで打ち崩せるかが試合の見所となる。
16日は第1、第2試合で準決勝を行った後に、第3試合で決勝戦も行われる。連戦を戦い抜くための投手運用も試合のポイントになり、また試合までの期間も少し開く為、試合に向けたしっかりと調整を進めことができるかも重要になってくる。
各チームが、ベストコンディションで試合に臨むことを期待したい。
(文=栗崎 祐太朗)
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