南澤がリベンジの無失点投球!難敵の高田商を下した天理が決勝進出

3回表にソロ本塁打を放った大城志琉
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<第104回全国高校野球選手権奈良大会:天理7-0高田商>◇26日◇準決勝◇佐藤薬品スタジアム
天理が昨夏と昨秋に敗れていた高田商に7回コールド勝ちでリベンジした。
天理は1回表に1死二、三塁から4番・内藤 大翔(3年)の右犠飛で先制。2回表にも2番・松本 大和(1年)の3点適時三塁打などで4点を追加して試合を優位に進める。さらに3回表には6番・大城 志琉(3年)の右越えソロ本塁打、4回表には松本の左犠飛で1点ずつ加え、前半で大量リードを奪うことに成功した。
そして、秋の高田商戦では6回12失点と打ち込まれたエースの南澤 佑音(3年)がこの日は圧巻の投球を披露する。「ピンチの場面でも真っすぐで押していけた」と威力のある直球を軸に、テンポの良い投球を見せ、5回2死まで無安打投球。中村良二監督は点差が開いたこともあり、途中で交代を考えていたが、志願して最後まで投げ切った。
南澤は7回を投げて86球、2安打、1四球、5奪三振と見事なピッチング。「この1年でよく成長してくれた。良い締まり方ができたので、決勝戦に繋がるようなゲームができたと思います」と中村監督もエースの成長ぶりを称えていた。
投打がかみ合い、良い形で決勝に進んだ天理。「甲子園に行くために苦しい練習もやってきたので、最後は何とか底力を見せて全員野球で勝てたらと思います」と主将の戸井 零士(3年)は意気込む。
春夏連続の甲子園出場まであと1勝だ。
(記事=馬場 遼)