丹羽 拓哉選手 (法隆寺国際)
短評
ニュースより抜粋(2019年03月16日) 取り上げたいのは、近江との第1試合で先発した、丹羽拓哉投手(新3年)です。 近江と星稜の試合は第3試合だったのですが、この丹羽投手を見ることも目的の一つに、多くのNPBスカウトが第1試合の近江vs法隆寺国際から視察しました。内容は6回まで投げて4失点。ただ、4回までは3安打無失点で、随所に良い球が見られました。 試合後に話を伺うと、「今日は近畿大会のつもりでやりました。気持ちは入っていたのですが、高ぶりすぎで5回と6回の失点の場面はもたなかった。近江高校さんの打撃は凄かった。自分が自信を持っているのはストレート。近畿大会だと思ってやったので、挑戦ということで、ストレートを試しました」と振り返りました。 昨年12月、奈良県で行われたプロ野球現役選手によるシンポジウム「夢の向こうに」にも参加した丹羽投手。ブルペンではオリックスの青山大紀投手(智辯学園出身)から「セットポジションの時の準備が大切」とアドバイスを受けたそうです。「良い経験になりました。冬場は教えてもらったことを意識して、ちょっとずつ工夫しながら練習しました」と振り返ります。 近江との試合では、一冬を越えて力をつけてきたことが、見ていてすぐにわかるピッチングでした。「春は奈良県で近畿大会が開催されますが、1位通過で近畿に出て、夏は甲子園出場に挑戦したい」と今後を見据えた丹羽投手。夏へ向けてどう成長していくのか楽しみです。
更新日時:2019.03.16
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