プロレベルの肩を持った捕手・フェントン・ライアン(光泉)に注目!
プロレベルの肩を持った捕手
フェントン・ライアン(光泉)
将来性に期待できる捕手・フェントン・ライアン(光泉)。オーストラリア人の父を持つハーフで、二塁送球を1.9秒台で投げる強肩を誇る。「肩だけならプロレベル」と古澤和樹監督は身体能力の高さに太鼓判を押している。
2年生から正捕手として活躍すると、最上級生となってからは主将となり、抜群のリーダーシップを発揮。春までは意気込みが空回りして、公式戦では結果が出ないことが多かったが、最後の夏は打撃でも活躍を見せる。1、2回戦で2試合連続本塁打、準決勝ではサヨナラ勝ちに繋がる適時打を放ち、17年ぶりの決勝進出に大きく貢献した。同期のドラフト候補である吉田力聖の練習を見に来たスカウトの前で能力の高さをアピールしたことで、プロ入りを意識するようになった。
能力の高さもさることながら、闘志を前面に出してチームを鼓舞する姿が印象に残る選手。アウトを取るたびにガッツポーズを見せながらも、ピンチで冷静な配球ができる点も評価できる。熱いハートを前面に出して観客を沸かせる選手になることを期待したい。
(記事・馬場 遼)
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