岡本 斉悟選手 (桜井)

岡本 斉悟

球歴:桜井

都道府県:奈良

ポジション:投手

投打:右 /

学年:卒業

レポートより抜粋>  この試合で強烈なインパクトを残したのが桜井のエースである岡本斉悟(3年)。投球の大半がほとんどナックルを占め、ストレートを投げたのは全100球中わずか2球のみ。高校野球では滅多に見られない生粋のナックルボーラーだ。  小学生の時に所属していた真菅北オークリングスのコーチがナックルを投げていたことで興味を持つようになり、橿原中軟式野球部時代から本格的にナックルを投げるようになったという。中学時代はストレート中心だったが、「ストレートは自分の球威じゃ使えない」とナックル主体の投球に変更。この春に初めて背番号1を勝ち取った。  この日は立ち上がりに3者連続四球といきなり制球に苦しむが、何とか1点に凌ぐと、その後も粘りの投球を見せて5回3失点と試合を作った。  6回表に代打を出されてマウンドを降りた時点では1点リードしていたが、その裏から登板した福嶋佑斗(2年)が打ち込まれて逆転負け。8強進出とはならなかった。  「全体的に惜しい試合になりましたが、夏は負けたら終わりで次に続くことがない。できるだけ四球を少なくすることが夏までの課題です」と話した岡本。この日は5回で6四球と制球が今一つだった。投げた本人もどこに行くかわからないボールだけにコントロールが難しいが、ストライク率が上がれば、かなりの武器になりそうだ。夏は全国的にも希少なナックルボーラーにぜひとも注目してもらいたい。
更新日時:2021.05.05

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