池田 龍太郎選手 (海星)

池田 龍太郎

球歴:海星

都道府県:長崎

ポジション:外野手

投打:左 / 左

身長:175.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

寸評

 夏の甲子園では、6番・ライトで出場。原樹理東洋大姫路)投手の外角低めのストレートを見事左中間に弾き返し、ツーベースを放ってみせた。打撃の基本である、外角の球をキッチリ捉えることができ、ドラフト候補にも上がった原のスピードボールを苦にしない対応力に可能性を感じさせる。 (第一印象)  打撃の基礎が、シッカリできている選手だなと思います。またそのスイングを支えるのは、ほとんどいじる必要がないぐらいの、確かな技術に裏打ちされます。 (長所)  前足を軽く引いて、グリップの高さも平均的。腰の据わり具合・両目で前を見据える姿勢・全体のバランス・適度にリラックスできている点など、構えも非常に理に適っています。  足を引き上げて真っ直ぐ踏み出してくるオーソドックススタイルで、踏み込んだ足元もブレません。頭の動きも小さく目線が安定して、軸足にも崩れが見られません。調子の波の小さな、安定した打撃が期待できます。  打撃の準備である「トップ」を早めに作り、上からミートポイントまで一気に振りおろしてきます。ボールを捉えるときに、もう少しバットの先端であるヘッドを立てて振れたら、申し分ないのではないのでしょうか。 (課題)  速球をキッチリ叩くという意味では、理想的なフォームができています。ただ変化球への対応に課題があるのか、もう少しタイミングのとり方・足の使い方などにも工夫が工夫が欲しいかと。  一塁までの塁間を4.2秒台後半と、左打者としては平均的。右翼手としても地肩の強さも並で、守備や走力でのアピールに欠ける点が物足りません。
更新日時:2012.02.23

将来の可能性

 スピードボールへの対応・外角の球をキッチリ叩く技術には優れたものがあります。あとは、タイミングのとり方を工夫して、変化球への対応を高めて欲しいですね。守備・走力に関しても、上のレベルを意識するのであれば、もうワンランク上のものを望みたいところ。2012年度の長崎海星の中心打者としての活躍、大いに期待して更なる成長を待ちたいと思います。
更新日時:2012.02.23

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