黒田 達也選手 (神戸国際大附)

黒田 達也

球歴:神戸国際大附

都道府県:兵庫

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

短評

 5度の手術を乗り越え、甲子園に導いた右の本格派右腕。兵庫大会の投球はまさに奪三振ラッシュで、加古川東戦で14奪三振、龍野戦で15奪三振。戦で13奪三振。これほど三振が奪えるのは手元で鋭く滑るスライダーだ。右打者には外角ギリギリに曲げながら、空振りを奪い、左打者にはボールデッドを誘うぐらいのインスラで三振を奪う事が出来る。速球は最速145キロといわれるが、普段はだいたい130キロ後半ほど。甲子園でさらに調子を上げ、自己最速に迫る事が出来るか。  投球フォームは、岡本 健を思い出させるような始動、下半身の使い方。常にセットポジションから始動し、左足を胸元の近くまで引き上げながら、右足の膝を適度に曲げてバランス良く立つことが出来ている。左足の膝を曲げながら着地する。テークバックは内回りの旋回をしていきながら、しっかりと肘を挙げることができており、リリースに入る。打者寄りでリリースすることが出来ており、球持ち自体は良い。最後のフィニッシュでは歩幅が狭いのか、股関節がやや硬いのか、前へぐっと乗れないフォームなのが気になるところだ。  185センチの長身、最速145キロの直球、キレ味鋭いスライダーとドラフト候補として注目される要素を持った投手だろう。ぜひ甲子園で、快投を披露することを期待したい。
更新日時:2014.07.31

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