鈴木 健介選手 (日体荏原)

鈴木 健介

球歴:日体荏原

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2013年09月08日)  2点のリードを日体荏原の先発・鈴木 健介(1年)が守る。鈴木は178センチ73キロと均整がとれた体格をしていて、投球フォームは、縦から振り下ろす右のオーバーハンド。接地する左足がしっかりと接地し、腕が振れたときのストレートは130キロ前後を計測していてもおかしくない。  この投手がよいのは腕の振りが緩まずに縦に大きく割れるカーブを投げられること。スピードはあるが、手元でブレーキングするカーブで、打ちにくい。他ではスライダーもしっかりとコントロールし、まとまった投手である。鈴木は6回一死まで無安打の好投。安打を浴びてからもコーナーへしっかりと投げ分ける投球で、失点を許さない。  鈴木は太田シャークボーイズ出身。日体荏原に進学した理由としては自宅から近いということ。野球部が強化指定の部活となっていて、実力を磨くために日体荏原の門をたたいた。昨秋4強入りした先輩たちの技術の高さ、気持ちの強さを実感しながら、練習に取り組む。憧れの投手は特にいないが、現在はダルビッシュ 有などフォームを見て、より自分の力を発揮できるようにフォームを意識しているという。そして今後はどういう投手になっていきたいか?という問いに対して、周りを見渡せる、エースとしての自覚が見られた。 「できるだけ3人で抑えれる投手で。常に3人で締めることができれば、攻撃のリズムにもつながりますから」  良い投手というのは無駄なランナーを出さない。無駄な時間を置かない。見ていてリズムがよく、気持ちが良い投手のことである。投手としての素質、意識の高さは1年生としては申し分ないモノがある鈴木の今後の成長がとても楽しみだ。
更新日時:2013.09.09

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