藤井 大地選手 (松商学園)
短評
試合レポートから抜粋 松商学園打線は、毎回安打、4回以降は毎回得点と大当たり。21安打、12得点、5盗塁と、巧打と自慢の機動力を発揮した。全体的に俊足で、コンタクト能力が高い左打者が多く揃うが、その中で面白い選手なのが、4番に座る14890だ。6打数4安打3打点の活躍。左打者が多いチームだけに、藤井のような右のスラッガーは貴重だ。長野大会では打率.136と不調だった選手だが、そうとは思えないぐらいタイミングの取り方が良かった。スクエアスタンスで重心を低く構え、タイミングを測って、弧を大きく描いたスイング軌道でボールを遠くへ飛ばす。打球は1つ1つが鋭く、角度さえ伴えばホームラン連発が期待できる選手だ。投打の柱である青柳、藤井が結果を残したことは次の試合へ向けて大きな弾みとなったのだろう。 そして2回戦の盛岡大附戦では内角寄りのストレートをしっかりと肘をたたんで豪快にフルスイング。期待通りの一発を見せた。
更新日時:2017.08.16