種市 篤暉選手 (八戸工大一)

種市 篤暉

球歴:八戸工大一

都道府県:青森

ポジション:投手, 右翼手

投打:右 / 右

身長:183.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2016年6月10日)  9回に登板した種市 篤暉はすさまじい投球を見せる。右オーバーから振り下ろす直球はコンスタントに143キロ~148キロを計測し、148キロを二度も計測。先頭打者に安打を許し、さらに味方の失策などで無死一、三塁のピンチを招く。だが1番溝井を自慢の剛速球でねじ伏せ、併殺。これで二死。2番金澤大和に対しては、ランナーがいないので、再び145キロ~148キロのストレートを投げて左飛。荒削りなところがあるとはいえ、今年の高校生右腕でこれほどの球速を投げる投手はそうはいない。130キロ前後のフォーク、120キロ後半のスライダーの曲りがまだまだだが、楽しみな逸材であることは間違いない。  とにかく荒削りな印象が目につく投手だが、彼も古屋敷 匠真と同じく中学時代は軟式。「自分、130キロぐらいしか出なかったですよ。古屋敷の方がよっぽどすごいです」と語るが、古屋敷は別格の投手だとして、種市もなかなかの潜在能力の持ち主である。青森山田の主将・内山 昂思(3年)も軟式出身。青森県の中学軟式の選手のポテンシャルは、あまり話題になっていないが、凄まじいものがある。  今では体重が64キロしかなかったようだが、徹底とした走り込み、さらに昨秋以降は徹底としたウエイトトレーニングによりビルドアップ。今年は右肩の違和感で一時、戦線から離脱していたが、復帰してからは、自己最速となる148キロである。あとは試合勘というところだろう。
更新日時:2016.06.30

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