海野 隆司選手 (関西)

海野 隆司

球歴:関西

都道府県:岡山

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年5月31日)  「肩の強さには誰にも負けたくないという思いがあります」 と言い切った関西の正捕手・海野 隆司(2年)。関西には2013年選抜で、正捕手として出場した海野 裕介(3年)がいる。昨秋まで海野裕が正捕手。だが昨冬、正捕手を奪うつもりで、自慢の肩を磨いてきた。自信にするスローイングは1.8秒~1.9秒台を計測。肩の強さはもちろんだが、捕球してからのステップ、テイクバックは無駄がない。実戦的なスローイングが出来る捕手で、大学・社会人の捕手と比較しても、強肩と分類される選手だろう。また彼は後ろへ逸らさないキャッチングも良い。江浦監督はスローイングと後ろへ逸らさないキャッチングを評価して、海野隆を起用することを決めた。  実戦的なスローイングはイニング間の送球練習を鍛え上げてきた。 「二塁送球を鍛えられる時間はあまりないです。だから練習試合の時からイニング間は真剣勝負のつもりで、送球練習を繰り返してきました。仲間にも図ってもらって、1.8秒~1.9秒台を計測するようになりました」 1試合ならば最大9回。10試合やれば、90回もスローイングを鍛えられる機会がある。小さな積み重ねによって実戦的なスローイングを築き上げた。  9回裏も守り抜き、関西が準決勝進出を果たした。海野隆は「リード全体ではまだまだですが、今日は久々の登板となった細川さん(細川 幹)の好投を引き出すことが出来て良かったです」とコメントした。  課題は打撃。今日は3打数1安打2三振だった。 「今の打撃では、チームに貢献できないですし、もっと打てるようになって周りから信頼される選手になりたい」 江浦監督は打撃だけではなく、リード面ももっと磨いてほしいと要求する。 「リードはまだ経験不足なところがあります。修羅場というものをまだ経験していないので、それを潜り抜けて、良くなってくれればと思います」と期待している。
更新日時:2014.06.02

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