伊東 大夢選手 (東北学院)

伊東 大夢

球歴:東北学院

都道府県:宮城

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:187.0 cm

体重:88.0 kg

学年:卒業

レポートより抜粋>  初回から142キロを計測するなど、まずはスピードボールで驚かせた。このスピードに負けたことで「攻撃ができなかった要因だと思います」と愛工大名電・倉野監督も話したが、中盤以降で光ったのは変化球だ。  切れ味鋭いスプリット、スライダー、さらにチェンジアップをストレートと変わらない強い腕の振りで、投じてくる。このボールを愛工大名電も対策してきたそうだが、角度の付いたボールで捉えさせず、なおかつ堅い守備でアウトを重ねてチームにリズムを与えた。  渡辺監督も最後まで伊東に託すつもりでマウンドに送ったそうだが、その期待に応える好投がチームに甲子園での初勝利をもたらした。  伊東が投手として成長するうえで欠かせない1人の存在があった。  「八戸学院大の正村監督に投球フォームについて指導してもらったんです。その時まではテイクバックが大きくなってしまって、制球力がなかったんです。ですが、正村監督にご指導をもらってテイクバックを小さくしたことで、制球力が安定し始めました」  同じ東北地区の金足農出身の吉田 輝星(日本ハム)や、楽天の塩見 貴洋投手など、他にも数多くの選手を指導してプロへ送ったことでも知られていた名指導者だ。その正村監督からの助言を受けて、伊東の制球力が磨かれ、愛工大名電相手にも与四死球2という結果を残した。  球速ばかりに注目してしまうが、制球力も持ち合わせる伊東の実力が本物か。次戦が正念場だろう。
更新日時:2021.08.12

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